『罪と罰』を読んでわかった5つのことプラス1
著者/訳者:ドストエフスキー
出版社:新潮社( 1987-06 )
定価:¥ 780
Amazon価格:¥ 780
文庫 ( 488 ページ )
ISBN-10 : 4102010211
ISBN-13 : 9784102010211
著者/訳者:ドストエフスキー
出版社:新潮社( 1987-06 )
定価:¥ 820
Amazon価格:¥ 820
文庫 ( 601 ページ )
ISBN-10 : 410201022X
ISBN-13 : 9784102010228
ロシアの文豪フョードル・ドストエフスキーが1866年に発表した長編小説。
『カラマーゾフの兄弟』、『白痴』、『悪霊』、『未成年』と並ぶ、後期五大長編小説の一つでもある。(Wikipedia)
読み切ったぜ『罪と罰』
1.本が立ちます
『超読書法』を読んで“名作名作、名作を読もう”と息巻いていたのと、目前に迫ったスペイン旅行がアムステルダムで鬼の7時間トランジット(ひとりぼっち)だったので買いました。
上・下巻あわせてほぼ1000ページで読み応え充分。
2.意外とふつうに読める
100年以上前の作品ですし、ロシア作家の本は初めてです。
さぞ違和感があるだろうと思いましたが、いざ読み始めてみると意外や意外すんなり読めました。
3.『人間失格』と『罪と罰』と『DETH NOTE』の共通性
読み始めてすぐ頭に浮かんだのが「『人間失格』で、主人公ラスコーリニコフからはマンガ『DEATH NOTE』の夜神月(やがみ ライト)を連想しました。
人間失格の表紙を『DEATH NOTE』の小畑健が描いたのもそういうことでしょうか。
『罪と罰』の表紙も小畑健が描くと売れるかも。
『DEATH NOTE』の「L」(エル)とおなじ役割をする人物も出てきて、主人公との対決は読み応えがあります。
ともかく、若者の悩みの本質は古今東西みな同じなんだなと思った次第です。
『人間失格』に共感する現在の若者が多いように、『罪と罰』に共感する若者も多いんじゃないでしょうか。
人間の弱さというか苦悩というか。
4.名前が絡まりもつれて固むすび
主人公の名前は「ラスコーリニコフ」です。でもおかんや友達が呼ぶときは「ロージャ」です。また手紙の中では「ロジオン・ロマーノヴィチ」と書かれ通貨の単位は「ルーブリ」「コペイカ」ですし「1アールシン」は「約70センチ」だということを忘れてはいけません。「アファナーシィ・イワーノヴィチ・ワフルーシン」でひとりの名前です覚悟してください。
「ロージャ」が「ロジオン」の愛称・呼称だというのはわかります。でも「ラスコーリニコフ」はぜんぜん違うやん。どっから出てきた。
たとえ「ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ」がフルネームだとしても文中では名前をひとつに統一してくださいお願いします。
この名前のバリエーションは登場人物、友人や家族にも当然あります。
だれがだれやら。
確認のためしょっちゅう前に戻るので、ふつうの3倍はページを繰ったと思います。
海外作品には必須の「登場人物一覧」が表紙裏にないのが致命的です(新潮文庫)。ま、一覧だけで数ページ要りそうですが。
5.トーンはあくまで重く暗く
ここでいうトーンは作品の雰囲気です。
主人公の暮らしは貧しく、石造りの街に質素な家具や服装と相まってふるい白黒映画を観ている感じでした。
いつも夕方か夜の感じで“ロシアの重い冬”を感じます。
それが“殺人を起こしてしまった主人公の苦悩”にぴったりです。
(6).オードリー春日との関係性
オードリー春日がする「へっ!」はここから取ったのか?というくらい登場人物が「へ!へ!」と笑います。
ロシアに行ったら「へ!」と笑ってください。


(6)はいらんかったん違うかな?
本の厚みだけで、読む気がしなかったけど、ちょっと読みたくなりました。
(6)はひょっとするとひょっとするかも?
おもしろいので読んでみてくださいー。