『プリンシプルのない日本』
著者/訳者:白洲 次郎
出版社:新潮社( 2006-05 )
定価:¥ 500
Amazon価格:¥ 500
文庫 ( 295 ページ )
ISBN-10 : 4101288712
ISBN-13 : 9784101288710
近年注目され、2009年9月にNHKでドラマも放映される白洲次郎。本書はいろいろな場所で発表された白洲次郎の文章を一冊にまとめたものです。
“日本で一番最初にジーンズを穿いた男”としても知られ、その姿はジェームスディーンのよう。
著者/訳者:青柳 恵介
出版社:新潮社( 2000-07 )
定価:¥ 420
Amazon価格:¥ 420
文庫 ( 220 ページ )
ISBN-10 : 4101227217
ISBN-13 : 9784101227214
とにかく怒ってる白洲次郎
とにかく怒っています。ぷんぷん怒ってる。
何に対してそんなに怒っているかというとズバリ「日本人」に対してです。
政治外交の内幕のエピソードを通じて「日本人とは」を問題提起しているように思います。
「日本は五流文化の国」と書いていた小林信彦の日本人観とも通じるところがあると思いました。
「?集団レイプする人はまだ元気があるからいい」と犯罪級の暴言を吐いた太田 誠一が国会議員だったり、G7で泥酔してた中川昭一が財務省大臣だったり。中川元大臣は言わずもがな、太田誠一の発言もBBCやCBSに取り上げられ日本のバカさを世界に知らしめています。
それはともかく太田誠一はみごとに“悪代官”の顔してますねぇ。マンガみたい。
どんな理由があるにせよ、こういう「アレ」な人たちを選挙で当選させてしまうのが日本の国民性なのかと思いました。
この本を読み「日本も日本人もホントに駄目なんじゃないかと思った」と友人に漏らすと、「それは白洲次郎が日本を好きだから言っている」と。
なるほど確かにそうだと思いますが、それ以上に“日本は大丈夫なのかな”とこの本を読んで感じてしまうのです。
みなさんはどう思うでしょうか。
育ちがスゴイぜ白洲次郎
吉田茂の側近だったということで、日本史で勉強した名前がズラリと出てきます。
生い立ちをざっと読んでみて、「こういう人を“上流階級”ていうんやろな」と思いました。
?こういうのがホントの「セレブリティ」なんでしょうね。
“イギリスの伯爵の息子と外車でヨーロッパ大陸旅行”って。
あの時代に。まさに「住んでいる世界が違う」。

